紅茶時間をたいせつに、ゆとりあるシンプルな暮らしをめざしているユキコです。

 

子供が小さい頃は、おかずを3品20分でタタッと作っていたはずなのに、最近は時間だけかかる。
忙しさのあまり、頭の中もこんがらがって、家事に自分自身に向き合ってみようと手に取った本が『考えない台所』でした。

今年はじめの1月の頃の話です。

2月からこのブログをスタートして、少しずつ暮らしを前のように整えはじめています。

そろそろ、もう一度、私の考えない台所をめざして、この本を読み解いてみようと思います。

 

『考えない台所』を読んで

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料理家・おもてなしプランナーでもある高木ゑみさんの著者『考えない台所』。
とても美しくお若い方でおしゃれな教室を主催されています。

この本だけを見ると、この方が書かれたことに驚きました。
台所お仕事はどんな方でも悩みどころは一緒なのかもしれません。

まずは自由な時間でやりたいことを考える

部屋の片づけや断捨離でもそうであるように、目指したい暮らしを想像することが大事だと著者は言っています。

私は、台所仕事で無駄に費やすのをやめようと思いました。
その分、本を読んだり片づけをしたりしたいと行き当たりました。

家事の心構えとポジティブな考え方

「ネガティブな感情は何の意味もない」と本文に書かれています。
どうしても私だけとか、面倒くさいな、と考えがちですが、どうせ料理を作るのであればその先にある、本当は家族の健康と笑顔、節約、自分自身の食べる楽しみを思い出すべきです。

それがあるから全部お総菜で済まさずに作っているのだと再認識しました。
「自分は自分の意志のみで変わる」そうです!その通り!

自分のやる気スイッチを考える

「料理をつまらなくするのも自分、楽しくするのも自分」ということで自分のやる気スイッチを考えてみました。

私の場合は、タブレットでボサノバ(YouTube)を流して料理をすると前向きになれます。
それでも、家族がテレビなどを見ている時はネガティブ思考が出てくるので(週末)陽気なイタリアン風に、赤ワインや梅酒を飲みながら家事をします。ノリノリです!

家事の効率化

献立・客観シートでマンネリを打破する

本に表「献立・客観シート」がついていました。肉や魚の種類によっても調理の仕方別の自分の料理を書き出すものです。
それがあれば、料理がマンネリになることも、悩むこともなくなる画期的な方法です。普段の家事で献立に悩む時間を減らすことは台所家事の時間を減らす1番の方法なのかもしれません。

その日に出すべきメニューがある

早く帰宅できる日とそうでない日。家族が揃う日とバラバラに帰宅する日。
それぞれが同じようなメニューではなく、状況によってメニュー選びから変わってくることを知りました。

冷凍を活用する

「冷凍の肉があるだけで気がラクになる」実はまとめ買いや冷凍をしないので(以前はやっていた)少しは冷凍庫に入れておくことも大切なのかと感じました。野菜なども冷凍なども詳しく書いてあります。

買い物メモは店のレイアウト順に書く

たしかに買い物メモを持って店内をぐるぐる歩き回っていました。よく行くスーパーが数件あるので、買い物メモはレイアウト順は難しいですが、メモ用紙を何分割にして種類別(肉・魚・野菜・豆腐類など)に書き出すことにしました。
店内時間が少なくなりました!

調理の工程を5つに分解する

一気に作らず洗うだけをしておく。加熱前までしておくなど少しずつ料理をすることを進めています。

冷蔵庫の食材と料理の進み方

料理をする際に、食材は全部出す→野菜を切るタイミングは1回(全部カット)→余った冷蔵庫の食材をしまう。これがスマートに一気に作るコツだそうです。1品ずつ作りがちですが、一気にカットを心掛けるとまな板と包丁を洗う回数が激減します。カットした野菜はボウルやバット、皿を用いてこなすようにしています。

食器洗いのコツ

食器洗いのコツがあるとは考えも知りませんでした。①繊細なグラス・コップ類 ②大きいもの ③小さいもの ④油がついたもの この順番に洗うと良いそうです。


まとめ

私の心に残った内容をざっくりと書いてみましたが、内容はもっと盛りだくさんです。
家事は、心づもりから始まっているのだと思えたことが大収穫でした。
そして、買い物も家事と考えれば、料理の質を低下させることなく、大幅な時短を実現して家族の笑顔と自分の負担を減らすことができますね。

私個人としては、買い物や料理のパターンと、料理する前に料理するメニューを確認して「やっぱり足りないかな」と作る料理を最後に増やすことのないようにしていきたいと思います。まずはそこからなんです、私。。。

考えない台所とは、まずは思考と料理、家事のパターンを作って(そこは考える)、そのパターンを用いて体が勝手に動くようなシステム作りを構築することだと感じました。



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