紅茶時間をたいせつに、ゆとりあるシンプルな暮らしをめざしているユキコです。
今日は、ブログ・cozy-nestのオズさん(cozyさん)・著の『3人子持ち働く母のモノを減らして家事や家計をラクにする方法』を記事にしたいと思います。
シンプルライフブログで上位のオズさんはきっちりとした文章で、清々しい風が吹いてくるような佇まいを感じるブログです。
先日、binngoさん経由でしょう。お気に入り登録をしていただき恐縮&感激しています^^
オズさんの清潔でナチュラルですっきりした家の中は、私好みです。本を読むとインテリアだけではない熟考されたシンプルライフが見えてきました。
オズさんの『モノを減らして家事や家計をラクにする方法』を読んで
この本の中でこれは!と思ったことをピックアップしたいと思います。
1.なぜ小さい家を選んだか
二級建築士でもあるオズさんの、住居に占める収納やモノに対する考え方の移り変わりが、家の広さに反映されていくさまを読んでいく下りは、シンプルライフの目指す考え方でもあると強く感じました。
こんなにも緻密にモノに対する浪費を計算した本は他に見たことがありません。
本当は、十分に持っていることに気がつかず、暮らしの足りないことばかりばかりに目がいっていました。
冒頭の文章は、皆、心のどこかでひっかかる部分がある文ではないでしょうか。
モノを減らし、小さい家に移り、住居費が減った分を働かなくても良い選択をする。色々なシンプルライフの情報が溢れている今、家事や家計をラクにする方法の最大のポイントではありませんか!
2.小さな暮らしを始めるためのSTEP
自分の考えた理想の暮らし、その世界を実現するにはどんな暮らしなのか、そこの思考整理から始めることを提唱されています。
つい、欲しいものリストやしたいことリストを考えがちですが、その反対のことをすることが大事なんだと気づきます。
盛りだくさんになった自分の暮らしや気持ちがもっとそぎ落とされて、したい事が見えてくるんだと思います。
3.家計にゆとりを生む、モノの減らし方
見直したいジャンル別となっていて、住居費に対してそれぞれの面積に占める割合・金額が記されています。
布団やソファや服の考え方。
元々は服が400着あったという事実にもびっくりしましたが、そこからのミニアムな変貌ぶり・処分した経緯を知り、今の服の枚数や管理方法なども参考になりました。
「衣類の季節の表」もあり自分の服の管理もすぐできるようになっています。
靴の管理方法や書類関係等、すぐ実践できる内容もあり、タメになります。
私の中では、靴クリーム1種類というところと、データの管理方法がツボです。今、書類整理を少しずつ整理しているので、参考にしていきます。
4.「追われる家事」から「追う家事」へ
主婦や自活する人にとっては、すぐ実践したいアイディアがいっぱいです!
特に私の心に響いたのが、献立の「ハレ」と「ケ」を意識して「普段は頑張らない」です。
ともすれば。多国籍料理というほどの品数が並ぶ食卓を良しとする今の日本の風潮。調理を担う人の負担も多いけれど、それで生活習慣病が増え続けている現状。
我が家では、大食漢の夫が自主的に、昼ご飯を食べないようにして体重を落としたり、子供の頃から胃腸が弱い私が朝食を少なめにして健康を保つように努力するようにしています。
(私は食べていることが多いですが。。。)
年を重ねて夕食も以前ほど食べられなくなっているので、夕食も少なめにしようとしているところです。
カロリー信仰も私にはないです。カロリー高いものはどうして美味しいのでしょう。娘と私はやせ形で食べると出る体質なので、身につきません。
たくさん食べる時から出るから大丈夫という思い込みがそうさせているのかもしれません。。。
お菓子作りの型から洗濯干しのアイディアも参考になります。
5.小さな暮らしで得た、ゆとり、豊かさ、自由
モノを減らして得た今の暮らしを感じる章になっています。
3人のお子さまとの大切な時間。鶏ハムや紅茶豚などを作り、市販品からの添加物を回避するなど食への丁寧な暮らしが見えてきます。
次の言葉で、この本は締めてあります。
豊かさはもうここにある
こういう暮らしへたどり着きたい、そう思える本です!
最後に、オズさんの家の持ち物の種類と点数が記されています。参考になります。
まとめ
モノを減らして家事や家計をラクに、家事や時間に追われるのではなく追って、人生を楽しみたいと思います。
きっと、それができるようになる指南書です。
何度も読んで本はよれてきましたが、まだ傍らに置いて落とし込んでいきたいです。
良い本をありがとうございます!