時間・空間・心にゆとりのあるシンプルな暮らしをめざしているユキコです。
熊本地震で被災された方々に心からお見舞い申し上げます。
・・・突然の大地震。実際あのような状況ではできることは限られています。身を守ることさえ危ういでしょう。
震度7などという地震は体験したことがないですし、今朝の火事のニュースを知ってこんな記事はどうかと思っています。。。
ですが、熊本での地震を見て改めて備えが充分ではないと今回、再認識しました。
災害に備える
子供時代を地震の多い所で過ごして
私が生まれ育った町は、海外から地震の研究のために来訪者が訪れることが珍しくない、北海道では地震で有名な場所でした。私が18年間住んで震度6を2回体験しています。
1回目はまだ赤ちゃんの頃。
2回目は小学校を卒業した年の3月でした。その時は道路に亀裂が入り、給水車が訪れテレビ局が中継にきていました。叔父が瀬戸物屋をしていたため、取材を受け全国ネットへ。その地震特集を組むたびにそのインタビューが放送されていました。瀬戸物は震度6のたびに半分以上割れてしまいます。その後、手前にピアノ線を貼るようになりました。
地震の防災訓練のおかげもありますが、親から叩きこまれた地震の際の行動は身について財産のようなものです。
地震がきたら、出口を確保して、火を消す。テーブルなどに下にもぐる。今は火を消すことを推奨していませんが、友達が来た時にそう行動・誘導したらびっくりされました。
今は関東圏に住んでいます。
東日本大震災では、震度6弱で、同じように行動しました。周りに古い住宅は屋根が崩れ落ちました。(その後ブルーシートをかぶせた屋根が多くみられました)幸い、我が家は窓が開いたこと。ガス台の上に置いてあったオーブン皿を落ちたこと。息子の部屋の本棚が1m以上ずれたこと以外は特に被害はなかったのでした。(よその家は被害がありました)
地震の後、関東大震災が来た・・・と思った私は我に返り、電気ガスラインが大丈夫なことを確認して、水を湯船にはり、お米を研いでご飯を炊き、おにぎりを作ったのでした。
都内から歩いて帰ってきた夫・友達のお母さんに車で送ってもらった息子。家族が揃ったのは次の日午前3時半でした。。。
夫は次の日、ガソリン・電池・食料などを最小限ですが購入してくれました。災害時には物がなくなると予想していたようです。頼りになりました!
東日本大震災からの買い物で変わったこと
私は昔から食材や日用品はなくなってから買いに行くスタイルでしたが、東日本大震災から少し余裕を持って購入することにしました。
夫にも義母にも言われました。何かあったらどうするのと。
義母が住む被害の少なかった東北では、1週間停電で、冷蔵庫や冷凍庫には食材がたくさんあったから大丈夫だったんだといわれ続けました。
それはともかく、少なすぎるのもいけないときづき、日用品は月2回の買い物でそれぞれ1か月持つ程度購入。(洗剤・衛生用品などなど)
食材は使い切りすぎないことを目標にしています。冷凍庫には大抵、パンのストックがはいっているし。いざとなればパンもご飯も無水鍋で焼くこともできる。カセットコンロの予備はしっかりおいています。お米と水があればなんとか数日は生きていける、あれば多くの方に分けられます。
玄関の靴入れ上部の一部には避難袋。和室には水のペットボトル。電池も切らさないように管理しています。それでも、足りないのかもしれませんが。。。
家の中の災害の備え
夫の方が昔から災害管理を考えてくれます。
- 見かけはイマイチでも、大物家具の固定をする・・・1年に1~2回は家具の後ろの掃除をするので突っ張り棒で固定しています。冷蔵庫も同様です。大地震の時はこれは壊れるでしょうが、地震のはじめにここから離れられる少しの時間的余裕を生むのだと思います。本棚は倒れないように下に挟むストッパーをする・・・息子の本棚が移動したのを受けてそうしました。
- 寝室の頭上から落ちてくるものがないかチェックする
- キッチンの戸棚が昔ながらの扉なので、ストッパーを探しましたが見つからず。白い形を変えられる針金でストッパー代わりのものを作り、今も使っています。(物が降ってこないように)食器棚の扉はヘアゴムで対策を。
- 日頃から整理整頓をして、すっきりさせるのも大事なことだと思います。
熊本地震で、何かできることはないか模索中です。。。
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コメント
コメント一覧 (8)
いざというときに見直して行かなくちゃですね。
今回、夫にもっと食料家に置いておかなくちゃいけないといわれました。
シンク下の食料専用の引き出しの充実を図りたいと思います^^
テレビを手放したことはびっくりでしたよ♪
いざ、という時のために、色々と見直すのは
とても大切なコトですね。
大事な人たちを守るためにも。。。
眼福でした!ありがとうございますm(_ _)m
おはようございます!
大きな地震に遭ったらどれが正しいかそうじゃないかは運によって変わってくるものもありますよね。
・・・食器の扉があかなくてよかったです。
実家の地震の時は扉も開いて食器が飛んでいたので、ほとんど割れましたよ。
特にお高いものは。。。
キッチンも足の踏み場もなかったので。
我が家の食器棚は私の趣味系の物ばかりなんです。気合が違います!
スミマセン!遅くなりました!
災害に関してはいくら学んでも足りないですね。
どんなに備えても、いざ災害が起こったら
どうなるかは想像がつきません(^_^;)
東日本の震災の時に、揺れが収まった後に
食器の扉を開いたら、かなりの食器が落ちてきて
割れてしまいました。。
これ以降、食器は増やさないようにしていますね(^_^;)
この食器棚も引越しを機に処分しました。
ユキコさんの記事に感謝します!
皆、何かしたいと思っているんですね^ ^
色々な情報を共有できることは勇気にも希望にもなりますね?
こちらこそ早い段階での地震の記事に感謝していますm(_ _)m
地震のトラウマがあって人一倍怖いんです。。。
夫と募金等相談してみます!今週末入院中です。。。
今回のような地震の時、該当地域にはいないけれども、何かしたい、せずにはおられないという方にすごく励みになる記事だったと思います。
私もできることを探してみます!
ユキコさんは何度も大きい地震にあわれたのですね。
記事を読んでいて参考になること沢山書いてあり勉強になりました。