暮らしの本は色々出ているけれど、昔から愛読していてファンなのは、金子由紀子さんです。
なぜなら、ユキコだから?
それもきっかけではあるけれど。
*しかも私と同じ漢字だからなおさらではありますが。

文学部卒で出版社勤務を経ているせいか、読みやすくわかりやすい。
今までの(お仕事で)幅広い方との交流から見える暮らしへの考え方も好きです。
そして、元々暮らし方がどこか似ているような気がして(図々しい)共感を持てて参考にしています。
この夏に出版された『ちょうどいい暮らし』を読んでみました。

『ちょうどいい暮らし』を呼んで、自分サイズの心地よさを考える

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総合情報サイトAll About「シンプルライフ」のガイドとして活躍中です。
子ども2人のお母さんでもあります。
私もずっと、「ちょうどいい暮らし」を模索しています。
まだ道半ばですが、とっても楽しいですよ。だって、私のためにあるわけじゃないこの世界を、隅っこからこっそり、自分仕様にしてしまおうとしているんですから。
誰にも気づかれずに、この世界一地味な世界征服を、ご一緒にいかがですか?
(「はじめに」から抜粋)
私も一緒に、自分仕様で地味な世界征服計画に参加させてもらいます!

第1章「素敵な暮らし」って何?

素敵な暮らしぶりが投稿されるSNSで疲弊していませんか?
実際は、普段の暮らしの一瞬を切り取った写真なのですが、ずっとそんな素敵な暮らしをしている人はほぼいないのではないでしょうか。

帯表紙に「幸せになりたいですか?それとも、幸せにみられたいですか?」と書かれていますが、幸せにみられるために頑張っている人もいるのかなとふと考えたりしました。

「ちょうどいい暮らしのススメ」と題して、素敵な暮らしをしたいのなら素敵な暮らしになるような「行動」が必要と書かれていました。
ちょうどいいは、今のままでいいではなくて、そのちょっと先をいく自分軸の幸せな暮らしなのですね。

そして、「今いる自分、今住んでいるこの家、今持っているもの、今ある技術」だけでできるところから、理想の暮らしをはじめてみようと書いてあります。

まずは、今の自分をまるごと認めて、ちょうどいい自分仕様の幸せなくらしをめざすということです!


第2章 「普通のごはん」のレベルとは

日本人の料理のレベルのはとても高いですね。
キャラ弁などは海外でも驚きの声が上がっています。

私にはそこまでの調理能力もないし、私がお弁当に求めるのは、美しさではなくて「作りやすく、食べやすく、汁もれしない(←大事)」なことだからです。(抜粋)

大笑いしてしまいました!その通りです。
私はパンを焼くので、その研究(練習)のために作ったりしていますが、きっと娘は焼き肉丼などのおやじ弁当を食べたいだろうな~と思ったりしています。(たまには作ろう!)

「おなかと心が満たされ、生きる活力となること」
本来、食はシンプルな事だったのですね。

シンプルな台所道具と食品管理、収納などが挿絵と共に書かれていて、とてもわかりやすいです。
また、知っておくと便利な時短レシピも載っていて、本当にシンプルな考え方とレシピで心が軽やかになりました。


第3章 居心地のいい家の作り方

目指すは、「こざっぱり」が続く暮らし

片付けの優先順位5つが書かれています。
ポイントを押さえれば、ずいぶんと家の中も違って見えると納得しました。
ため込まないシステムや、暮らしやすい家にするための収納のコツなど。
どこか私のざっくり収納を連想させる感じがまたツボです!

家族にも「ちょうどいい暮らし」というページが特に心に響きました。
自分自身がモノを減らしたいからと、家族が疲弊するのは避けたいものです。

年頃の女の子は、自分好みのシャンプーを使いたがるものです。
私自身もそうだったので、我が家も娘のシャンプーが別にあります。
家族皆同じでもいいけれど、それに全部従ってしまう子の方が心配になってしまいませんか?(本人が本当にそれでいいのなら別ですが)

皆が暮らしやすい家になるように、着地点を見つける、折り合いをつけることが大事だということに納得しました。

第4章 ちょうどいいクローゼットに変えよう

「いつも同じ服でいいじゃない」と金子さんは言われています。
私もいつも同じです(!)
とても落ち着くし、似合っているし、クローゼットもすっきりしていて気持ちいいものです。

「ちょうどいいクローゼットの作り方」で、シチュエーション別のお出かけの服も用意しておきましょうとのことです。
最近、お出かけ用の服を最小限用意するようにしています。
やはり、予定近くなってから慌てないように、自分に似合っている服でお出かけすることはとても気持ちいいものですから。
表もあり、自分計画を立てるページもあるのでお勧めです!

第5章 人付き合いも、ちょうどよく


「誰とでも仲良く」はムリ!と書かれています。
だいたいの人とそれなりに話せたりするので、後で、疲弊することもあります。
人付き合いは頑張らなくてもいいのですね。

「関係が濃くなったら、薄める」距離感はとても大切です。
大きな集団での身の置き方も書かれていて、幼稚園や学校などの人付き合いのコツや離れ方などもわかりやすく書かれています。

自分自身の性格を知っておくと対処のコツなどもわかりやすいかもしれません。

↓ 性格判断もお勧めです!



ちょうどいい暮らしとは

ちょうどいい暮らしとは、自分が自分らしくいられて、自分に満足できる幸せな日々を送れることなのだと思います。
毎日のちょっとした嬉しい事、ホッとしたことなどが、笑顔を作って穏やかに生きていける。
それが周りに連鎖していって、ちょうどいい暮らしは作られるのかなと感じました。
一緒に、自分仕様で地味な世界征服計画に参加してみませんか?

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読書好きな娘からお勧めされたので読み始めました。
まだ少しだけなのに、がっしりと心つかまれました。
読書っていいですね!

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